2007年8月25日号
 

(会員制)

  

数量     
   



農林抄(論説)農林抄一覧
 
   「南西諸島におけるバイオマス持続的利用技術」
       農研機構・農村工学研究所農地工学研究室長 凌 祥之
 
 
<書き出し> 我々は農水省のご支援の下、2004〜2006年度まで沖縄県宮古島においてバイオマスの効率的な利用技術の確立に関する試験研究を行ってきた(農林水産バイオリサイクル研究)。バイオマス生産能力の高い位置的な利点を活用し、生産性を向上させることが主眼であった。そして、2007年度から5年間の予定で、更に各種資源作物の導入やバイオエタノール廃液等変換過程で排出する副産物の再利用技術の確立等を組み込んだ試験研究を、南西諸島を対象に農水省のご支援で行っているところである(農水省「地域活性化のためのバイオマス利用技術の開発」)。これまで、宮古島において炭化、メタン発酵、ガス化、たい肥化装置を試作し、施設の効率的な連携運転に関して、バガス(サトウキビの絞りかす)と肉牛ふんを主対象に試験研究を行ってきた。・・・





焦  点 「馬インフル発生で競馬中止」
 
 
 JRAは8月16日、美浦、栗東トレーニングセンターで馬インフルエンザの発生が確認されたと発表した。馬インフルエンザの国内での発生は71年以来2度目。JRAでは同日、感染頭数が20頭と少ないことから、週末の競馬は「開催する」と発表したが、出走を予定している競走馬を検査したところ検査頭数163頭のうち29頭にインフルエンザの感染が認められたことから、17日に一転、「中止」を発表した。71年はニュージーランドから輸入された5頭の感染馬から発生し、国内で6782頭が発病したが、今回は感染経路は分かっていない。現在は、競走馬はワクチン接種による予防対策を行っている。



        資源循環・環境創造型バイオマス戦略 第3弾
夏季特集 「国産バイオ燃料増産の研究」<3>
 (季刊特集
 
   「遺伝子組換えによるバイオ燃料資源作物改良の展望」
       農業生物資源研究所耐病性研究ユニット長 高辻博志
 
      はじめに
      改良すべき資源作物の特性
      耐病性強化による収量改良
      今後の展望


     
読み切り
 
   「木質バイオマスからのエタノール生産技術の現状と今後の展望」
       森林総合研究所林業工学研究領域長 今富裕樹
       森林総合研究所バイオマス化学研究領域長 大原誠資
 
      はじめに
      北欧諸国における森林バイオマス収集・輸送機械システム
      日本における森林バイオマス収集・輸送の現状と課題
      脱リグニン前処理技術
      連続同時糖化発酵技術


     
読み切り
 
 
解説&論評「米改革・水田農業振興戦略の構築と展開」農業技術稲作
 
   「21世紀型モデルは冬期湛水・不耕起移植」
 
      冬期湛水と不耕起移植を組み合わせ
      省力・省エネ、労働時間短縮による高品質・高生産性稲作
      「耕さない田んぼのお米」
      無農薬玄米が米消費拡大の切り札の可能性


     
読み切り
 
   「水田作品種開発の成果と方向」
 
      GMで機能性・バイオ燃料向け品種開発
      食用稲品種開発
      飼料用稲の品種開発
      DNAマーカー育種とGM育種
      稲のバイオマス利用


     
読み切り
 
トピックス「田んぼの生き物調査シンポ」
 
   「カワバタモロコが58年ぶり確認」
 
農林水産ニュース&解説
 
 畑作・果樹
    農水省が農業現場で新たに開発された技術・ノウハウの知的財産化進める指針まとめる(8/15)
 
畜   産
    市場に流通している牛挽肉加工品110点の商品表示調査で、約4分の1の商品で牛肉以外の食肉の混入が確認

 
金融・農協
    福岡パールライスが取引先と実態のない仮装取引を繰り返し10億円に上る延滞債権を発生
 
林   野
    林木育種センター九州育種場がマツノザイセンチュウ抵抗性苗木を低コストで高効率に生産する「挿し木技術」(8/9)
 
水   産
    水産庁が指定漁業の許認可を8月1日付で更新、許認可隻数は2030隻で前回より459隻減少