2009年9月25日号
 

  

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焦点「鳩山内閣発足、事務次官会見を廃止」
9月16日に招集された特別国会の首相指名選挙で第93代首相に民主党・鳩山由紀夫代表が選ばれ、民主・社民・国民新党による連立内閣が発足した。鳩山首相は就任会見で「脱官僚依存の政治」を声高に宣言し、国民主権の国づくりを力強く語った。初閣議では、「政と官のあり方」を申し合わせた。その冒頭には「『政』と『官』の関係を見直し、政治主導を確立することで、真の民主主義を実現する必要がある」ことが明記されている。今後、政府の見解については「大臣など『政』が行い、事務次官など公務員の記者会見を原則禁止する」との方針だ。ただ、記者等へのブリーフィングについてはその制約を受けないとの考えを示した。


農林抄「民主党の戸別所得補償政策」
農林抄一覧
経済産業研究所上席研究員 山下一仁
<書き出し> 民主党は農家ごとに「生産目標数量」を定め、この目標を達成した農家に生産費と米価の差に相当する戸別所得補償を行うとしている。コメについて「生産目標数量」とは、10t作れる農家が減反をして6t作ると補償するというものである。減反に参加しない人が出てくるので、米価はある程度下がり、消費者の負担は軽減される。また、民主党の戸別所得補償政策は農家とこれまで農政を支配してきた農協を分離・分断する効果がある。農家からすれば、米価維持だろうが、米価低下分の戸別所得補償での補填だろうが、所得さえ保証されれば良い。しかし、米価の水準によって手数料収入が左右される農協は違う。民主党政権は、農政トライアングルから、政治的なアクターとしては農協を、政策的には価格で農家所得を維持しようとする政策を、それぞれ退出させるだろう。・・・


特集「地球温暖化による我が国農業の行方」<5>
季刊特集
水稲に及ぼす温暖化の影響と対策技術<2>
農研機構・九州沖縄農業研究センター暖地温暖化研究チーム上席研究員 森田 敏
・温暖化による米の収量・品質低下を克服する技術
・今後の課題
・図1 高温登熟障害を克服する技術の性格による分類(森田原図)
・表1 「にこまる」と「ヒノヒカリ」の収量と米の外観品質
・図2 「にこまる」は穂揃期の茎内炭水化物が多いために高温寡照条件でも登熟良好となる(森田原図)
・図3 分げつ期の深水管理による乳白粒発生抑制効果
・図4 登熟初期の圃場の水管理条件と胴割れ発生の関係
おわり

「地球温暖化と農業」<2>
〜脆弱性の克服へ向けて〜
筑波大学生命環境科学研究科教授 林 陽生
・影響評価に必要な気候変化の概念
・異常気象の被害および高温障害の例産地化へ向けた戦略的な取り組み
・表1 地方別にみた温暖化時の気象要素と潜在的収量の変化
・図1 温暖化時の水稲の最適移植日の変化
・図2 宇和島における月積算降水量の過去と現在
おわり


連載「食料自給力向上の鍵握る「飼料用米」」<2>
米麦畜産
・安価・簡易な「破砕装置」開発
・差別化しない販売も同数存在


解説&論評「まだ見ぬ新たな国家へ鳩山内閣発足」
政策
・「脱官僚政治」を声高に宣言
・将来ビジョン策定を急げ
・事務次官会見を廃止
・族議員を作らない、癒着断絶
・赤松広隆・新農相が就任会見
・戸別所得補償に一点集中!?
・政・官の在り方

農林水産省版
修復データーのため、農林水産省版は掲載しておりません。本誌をご覧ください