2010年4月15日号
 

  

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焦  点 「中酪が酪農振興で報告」
 
 
 中央酪農会議が、「わが国酪農の中長期的課題と生産者組織の役割」と題した報告を発表した。わが国の酪農生乳生産は都府県において明らかな縮小傾向にあると指摘。農政が志向してきた「国際競争力」の強化の専念が、結果的には酪農家戸数の減少と酪農産地の崩壊とを併進し、国際競争力強化の到達点であるはずの「国内自給率の向上」の目標そのものが後退しかねないというジレンマに陥っているとの見方を示した。日本酪農の果たすべき姿として、「牛乳乳製品の自給率向上を実現する持続可能な酪農経営」「様々な経営条件を生かした多様な酪農経営」など経営の質的向上を求めた。




農林抄(論説)農林抄一覧
 
   「クロマグロの持続的利用にむけたゲノム研究」
       中央水産研究所水産遺伝子解析センター
 
 
 近年、国際的な健康食品ブームや生活水準の向上により世界全体でマグロ類の漁獲が急増し、乱獲が懸念されています。これに対して、漁業資源の維持や養殖生産の増大に向け、その土台となるべき全ゲノム情報等の科学的データの蓄積が急がれています。この様な中で、平成21年度より独立行政法人水産総合研究センターの中央水産研究所は、東京大学および九州大学と共同で世界初となるクロマグロの全ゲノム塩基配列の解読に取り組み、この3月までにその概要を明らかにすることに成功しました。・・・続きは本誌で



特集 「里山再生・活用で農山漁村が躍動」<1>季刊特集森林・林業 
 
   「里山活用による地域活性化」
       NPO法人里山ねっと・あやべ事務局長 前田吉範
 
      「地域マネージャ」の必要性
      どこでもできそうなところがすごい

     
読み切り
 
   「いま、農山村地域に求められること」<1>
       地球環境戦略研究機関国際生態学センター研究員 矢ヶ崎朋樹
 
      里山と自然資源
      里山をめぐる問題
      いま、農山村地域に求められること

     
つづく
 
インタビュー「森林・林業再生プラン」具体化に向けて季刊特集森林・林業 
 
   「儲かる林業づくりへ大改革」<上>
       内閣官房国家戦略室内閣審議官 梶山恵司
 
      「再生プラン」ができた背景について
      再生プランと新成長戦略の関係について
      新政権はなぜ林業にこれだけ注目するか
      林業は日本でも成立するか
      自給率50%の意義

     
つづく
 
特集 「食料自給力向上へ米粉需要を創造する」<10>季刊特集 
 
   「お米革命〜日本の食材が世界を変える〜」<3>
       群馬製粉株式会社取締役社長  山口慶一
 
      お米の粉の種類と特性と主な製品
      小麦粉の小史、栄養成分、種類と用途
      製粉技術は、長らく臼挽き後、機械化
      20世紀のチキンラーメン、
      21世紀の米粉製品

     
おわり
 
解説「戸別所得補償モデル対策」がスタート農業政策稲作・大豆 
 
   「農政大転換へ大命運握る直接補償」
 
      加入申請締切り6月30日
      交付対象となる「木本性作物」
      そば、なたねは「収穫」が要件

     
読み切り
 
農林水産ニュース&解説
 
 畜   産
    赤松農相とビルサック米農務長官が会談し、米国産牛肉の輸入制限について日米政府間協議再開で合意(4/8)
 
畑作・果樹
    08年に発生した農作業死亡事故が全国で23件減少したものの、374件発生
 
食品・安全
    農水省が中国・アジアへ食品企業が進出する際の留意事項を記載した「食品関連産業の将来展望」まとめ(4/6)
 
環境・技術
    農水省が新たな食料・農業・農村基本計画を受け、「農林水産研究基本計画」を策定(4/8)
 
林   野
    枠組壁工法構造用製材および枠組壁工法構造用たて継ぎ材の日本農林規格が改正
 
水   産
    水研センターがウナギの完全養殖に成功(4/8)